オフロード色強めでボディサイズを拡大! メルセデス・ベンツ GLAが第二世代へ

メルセデス・ベンツのコンパクト・クロスオーバーSUV、「GLA」の次期型プロトタイプを初めて鮮明にカメラが捉えました。

GLAは、2013年上海モーターショーにてコンセプトモデルを公開。同年フランクフルトモーターショーにて市販型がワールドプレミアされ、翌2014年5月から日本でも販売、メインターゲットを30代から40代に絞り、立体駐車場に収まるサイズのクロスオーバーSUVとしてスマッシュヒットとなっています。

2017年には改良型を発売し好調な販売をキープしていますが、一部ユーザーから不満とされているのがそのロースタンスです。クロスオーバーSUVとはいうものの、ハッチバックよりのボディシルエットであり、乗り降りを楽にする反面、若い世代には物足りなさが残るようです。

捉えた開発車両は市販型ボディと思われますが、現行モデルよりリフトアップされており、次期型ではクロスオーバー色が高められると予想されます。プラットフォームには、再設計された「MFA2」(メルセデス・フロントドライブ・アーキテクチャ)を採用し、ホイールベースは新型『GLB』よりは短いものの、現行モデルより延長される可能性が高いです。またヘッドライトはシャープに、テールライトは「Aクラス」に似た薄型に刷新され、新型ではスポーティさも兼ね備えるモデルとなりそうです。

コックピットでは、最新世代のインターフェイス「MBUX」を搭載。上位モデル「Eクラス」や「Sクラス」同様にインストルメントクラスタ、及びインフォテイメントシステム用のデジタルスクリーンを完備します。またタッチ機能も備えボイスコントロールにより多くの車両機能を制御することも可能です。

パワートレインは、最高出力221psを発揮する2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンや2.0リットル直列4気筒ディーゼルターボエンジンをラインアップするほか、遅れてプラグインハイブリッドが設定される可能性も高いでしょう。トランスミッションも改良され、現行モデルの7速DCTから新開発の9速DCTへ変更、スムーズな加速を実現します。ワールドプレミアは、2020年内、発売は2021年と予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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