【SUPER GT 2019】タイでも熾烈なタイヤ戦争、GT500予選はブリヂストン装着車がコースレコードでポールポジションを獲得!

タイはブリーラムにあるチャーン・インターナショナルサーキットで開催されている、スーパーGT第4戦。29日の土曜日は午前中のフリー走行に続いて午後には予選が行われました。

現地時間15時20分から行われた予選Q1では、第3戦終了時点でNSX勢最上位となるランキング4位につけている#8 ARTA NSX-GT の野尻 智紀選手が、昨年武藤 英紀選手がポールポジションを獲得した1’23.341のコースレコードに0.125秒差となる1’23.466という好タイムでトップ通過。これにミシュランタイヤを履く#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rのフレデリック・マコヴィッキ選手、#36 au TOM’S LC500の中嶋 一貴選手が続き、Q1ではレクサス、日産、ホンダの3社の速さが拮抗する結果となりました。

そして迎えた予選Q2では、終盤激しく順位が入れ替わる中、ここタイでは参戦開始以来3年連続表彰台に上がっている#6 WAKO’S 4CR LC500に今シーズンから加入した山下 健太選手が、コースレコードを0.206秒上回る1’23.260というタイムを叩き出し、自身クラス初となるポールポジションを獲得しました!

フロントローには同じレクサス勢の#19 WedsSport ADVAN LC500、3番手にはQ1でも速さを見せた3号車が入り、予選トップ3をブリヂストン、ヨコハマ、ミシュランの3メーカーが分け合う形となりました。

チャーン・インターナショナルサーキットでは2016年以来3連勝中のレクサス、2連勝中のブリヂストンが、今年も圧倒的な速さを見せるのか、それとも他社が巻き返しを図るのか、注目の決勝は現地時間30日の15時(日本時間17時)にスタートを迎えます。

(H@ty)