BMW・i8の新型モデルが開発中との噂。600馬力のフルEVが有力か?

●新型i8は、新世代バッテリー「ソリッド・ステート・リチウムイオンバッテリー」を搭載!?

BMWのPHEVスポーツクーペ/ロードスター「i8」の次世代型が開発されている可能性があることが、英Autocar誌の調べでわかりました。事実なら、数年前から現行モデルで生産終了の噂を払拭するビッグニュースとなります。

現行モデルは1.5リットル直列3気筒直噴ターボエンジンを搭載、出力231ps・トルク320Nmを発揮。これに、出力143ps・トルク250Nmを発揮する電気モーターを組み合わせ、システム合計の最高出力は374psを発揮します。

次世代型では、チウムイオン電池の課題を克服する新世代バッテリー「ソリッド・ステート・リチウムイオンバッテリー」を搭載し、「iNEXT」とプラットフォームを共有するフルEVと噂されます。全輪駆動システムとなり、最高出力は600psと予想されています。

ただし、PHEVとしして登場する可能性も残っているようで、最終判斷は年内には下されるうようです。また新型i8が登場すれば、それをベースに同ブランド悲願のスーパーカーが「M」社と共同開発される可能性も高まるはずです。

ソリッド・ステート・リチウムイオンバッテリーの完成は最速で2023年と言われており、i8次世代型の登場はそれに合わせて2023年から2024年に期待できるようです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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