トヨタ・GRスープラにMTモデル設定の予兆。サプライズでの登場も?

●MTモデルの準備は完了。 右ハンドル市場の日本をメインに追加設定?

開発途中からMT設定の噂が絶えないトヨタ「GRスープラ」ですが、MTを望むユーザーが拡大すれば、設定される可能性は十分あることがわかりました。

エンジン、プラットフォームなどを共有する兄弟車BMWは、2.0リットル直列4気筒ターボエンジン搭載「Z4 sDrive 20i」に6速MTを設定すると発表したばかりですが、それによりスープラ対応への期待が高まっています。

トヨタの広報担当者は、「スープラにMT設定を希望するユーザーは多数います。しかし現在のATモデルのパフォーマンスに自信を持っており、あえてMTの設定は不要との意見もあります。まず、ATモデルを体験して頂きたい」と述べています。

確かに0-100km/h加速3.9秒、1/4マイル加速12.3秒のパフォーマンスを見ればATでも十分でしょう。しかし、コアなファンは現代において、もはやMTよりATの性能が上がっていることは承知しつつ、MTを望んでおり、それをトヨタがどう受け取るの問題のようです。関係者の話から、トヨタ側は上層部からOKが出れば即搭載される準備は整っている模様で、意外と早い段階でサプライズ発表があるかも知れません。

搭載されるグレードは直列4気筒か直列6気筒かは不明ですが、右ドライブ市場である日本をメインターゲットに、オーストラリアやイギリスなどが販売候補となるはずです。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる