新型BMW「M3」は、3シリーズと異なるスポーティなコックピットに?

BMW 「3シリーズ」に設定される最強モデル、新型「M3」のコックピットを激写しました。

キャビン内にはセンターにタコメーターを配置する専用12.3インチデジタルインストルメントクラスタ、その横には8.8インチのインフォテインメントディスプレイ、3本スポークのMステアリングホイールを装備しています。

全体的に3シリーズの影響と強く受けたレイアウトを保持していますが、2つのディスプレイをつなぐ上部のダッシュボード形状が、段差を持つ3シリーズに対して一直線に伸び一体感を演出しており、スポーティな印象です。

また、センターコンソールとギアシフターは、カモフラージュで覆われており、M専用デザインが採用される可能性が高いと予想されます。

また、エクステリアのクローズアップにも成功しました。やはり前回同様、フロントエンド、メッシュカバーの下には、ワイド化されたキドニーグリルや、コーナーエアインテークにいたるまで複数の横スラットが確認できます。さらにバンパー下部まで大型されているようにも見え、まるでアウディのシングルフレームグリルか、レクサスのスピンドルグリルのようにも見えます。

パワートレインは、社内コード「ピュア」「ベース」「コンペティション」と呼ばれる3つのグレードが設定される可能性があることは既にお伝えしていますが、このうち「ピュア」は最も軽量化されたモデルとなり、最高出力454psを発揮する親開発3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンを搭載、6速MTと組み合わされます。

「ベース」グレードは最高出力480psを発揮し、最強の「コンペティション」は最高出力510psを叩き出します。また「ベース」と「コンペティション」には、8速ATと組み合わされる「M xDrive」四輪駆動が搭載される可能性が高いようです。

ワールドプレミアは、最速で9月のフランクフルトモーターショーが有力です。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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