「アクセラ」改め「Mazda3」。社名入りのネーミングに変更した理由とは?

MAZDAが5月24日、新世代商品第1弾「MAZDA3」の販売を開始しました。

「日常が鮮やかに輝くパーソナルカー」をコンセプトに、デザイン、走行性能、静粛性、質感などに磨きをかけており、セダン&ハッチバックの2タイプ構成でガソリン(1.5L/2.0L)&ディーゼル(1.8L)など、燃費や走行性能を高めた計4種類の新型エンジンを搭載。

そしてトピックスとして、今回から国内向けの車名「アクセラ」から車名を「MAZDA3(マツダ・スリー)」に変更。

そこには「社名を冠した名前に統一することでブランドイメージを高めたい」とする丸本社長の狙いがあるようです。

同車は累計600万台超の販売実績を持つ最量販車種だけに、同社における期待は大きいようで、電動化技術により燃費を最大で30%改善する「スカイアクティブX」エンジン搭載車についても10月に発売するようです。

2003年に発売した「MAZDA3」の全面改良は今回で3回目となり、デザインを一新、運転支援機能を拡充すると共に事故等の緊急時にコールセンターと通話できる通信機能を新たに備えています。

2,000台/月の販売を目指すそうで、今回の「アクセラ」→「MAZDA3」に続き、「デミオ」→「MAZDA2」や、「アテンザ」→「MAZDA6」等のネーミング変更の可能性についても注目されます。

Avanti Yasunori

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この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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