平成生まれのクルマに乗ろう!2011年(平成23年)ホンダN-BOX【中古車】

2011年(平成23年)は東日本大震災の影響で、自動車業界も大きな影響を受けた年でした。しかし、この年に登場したモデルからは販売台数No.1を連続して達成するメガヒットモデルが2台生まれました。1台はコンパクトハイブリッドカーのトヨタアクア。そしてもう1台は注目車種として取り上げるホンダN-BOXです。

ホンダの新世代軽自動車Nシリーズの第1弾としてN-BOXは2011年12月に登場しました。フィットで採用しているセンタータンクレイアウトを搭載し、超低床フロアとともに多彩なシートアレンジを実現しています。

N-BOXはスタンダードモデルとメッキパーツを多用したカスタムの2モデルを用意。搭載されているエンジンは660ccの直列3気筒自然吸気とターボの2種類でトランスミッションは全車CVTとなっています。

新車販売台数No.1を続けていた初代N-BOXらしく、中古車の現在の流通台数は約5100台と非常に豊富です。3カ月前は約5000台でしたので、増加傾向となっています。平均価格は3カ月前が約109万円で、現在は約106万円。軽自動車としては順調な値落ちと言えます。平均走行距離は約3.6万kmから3.8万kmと延びています。

初代N-BOXの中古車価格帯は約13.8万〜約189万円(応談を除く)で、グレードは660G Lパッケージを筆頭に、カスタムG Lパッケージが多くなっています。また特別仕様車も多く流通しており、予算にあわせて選べるのが魅力です。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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