パイオニアがスマートフォンリンクの機能を強化。「Amazon Alexa」「ドライビングサポートアイ」に対応

ドライブに欠かせないアイテムになっているスマホを車内でも安全、便利に使えるメインユニットがパイオニアからリリースされています。スマホの便利なアプリや機能、ドライブ中に使えるカーオーディオならではの操作性をリンクさせる「スマートフォンリンク」対応メインユニットがそれです。

「スマートフォンリンク」は、専用アプリケーション「Pioneer Smart Sync」(無料)を、手持ちのiPhoneやAndroid搭載のスマホにインストールすることで、カーナビや音楽、メッセージなどのアプリケーションや電話の受発信などの機能を、カーオーディオの操作ボタンで快適に操作できるユニット。

今回、同社が発表したのは、専用アプリケーション「Pioneer Smart Sync」のアップデート(2019年夏予定)により、「スマートフォンリンク」がAmazonのクラウドベースの音声サービスである「Amazon Alexa」に対応するというもの。Alexaに対応することで、クルマの中でも「Amazon Alexa」と対話できるようになります。

音声ボタンの設定を「Amazon Alexa」の起動ボタンとすることで、簡単にAlexaを起動させ、音声操作で音楽を再生したり、最新ニュースを確認したり、何万ものスキルを利用することができます。また、スマートフォンのセンサーやカメラを使用することで、ドライブをサポートする「ドライビングサポートアイ」にも対応。こちらは税込360円です。

この新サービス「ドライビングサポートアイ」は、前方車両の接近やレーンのはみ出しなどの危険を検知すると、画面表示と音でドライバーに警告し、ドライブをサポートする機能です。

カーナビよりもスマホ派という方もスマホをより便利に安全に使えますので、こうしたユニットの導入も検討されてはいかがでしょうか?なお、「スマートフォンリンク」の価格はオープンプライスですが、実勢価格は2万円くらいで購入できます。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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