平成生まれのクルマに乗ろう!2000年(平成12年)日産エクストレイル【中古車】

2000年(平成12年)は最終型となったトヨタセルシオをはじめ、7人乗りSUVのトヨタクルーガー、2代目スバルインプレッサ、初代スズキスイフト、トールワゴンのダイハツYRVなどが登場しましたが、取り上げるのは車両本体価格を抑えて、若者にSUVを広めた日産エクストレイルです。

初代日産エクストレイルは、2000年11月に登場しました。「4人が快適で楽しい、200万円の使える4WD」で豪華仕様が多かったSUVの中でタフギアを強めたツール感が支持され大ヒット。防水加工されたインテリアなどはアウトドアユースにピッタリです。

搭載されているエンジンは当初は2L直列4気筒自然吸気だけでしたが、途中で最高出力280psを発生する2Lターボエンジンを追加。駆動方式はオールモード4×4と呼ばれる4WDを採用し、オンオフ問わない高い走行性能を発揮します。

初代エクストレイルの中古車の現在の流通台数は334台と豊富。3カ月前は340台だったのでほぼ横這いといえる状況です。平均価格は3カ月前が約39万円で現在も約39万円と横這いとなっており底値といえる状態です。平均走行距離は約8.2万kmから8.6万kmとやや延びています。

初代エクストレイルの中古車価格帯は約9万〜約172万円(応談を除く)で、80万円以上の多くの物件はカスタムカーとなっています。最も多いグレードは2.0S4WDで、2.0X4WDと2.0Xtt4WDが続いています。またターボ車の2.0GTは22台流通しています。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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