トラック&SUVを展開するシボレーは新型キャプティバをアジアプレミア【バンコク・モーターショー2019】

3月下旬、タイ王国バンコク郊外で開催されたバンコクモーターショーでのシボレーブースでの模様です。ゼネラルモーターズ(GM)は数種のブランドを持ちますが、タイで展開しているのは「シボレー」になります。

シボレーといえば、コルベットやカマロなどスポーツタイプのモデルとともにピックアップトラックやSUVが有名です。タイではピックトラックのコロラドとSUVのトレイルブレイザーが人気となっています。

以前はエコカーと呼ばれるコンパクトカーもタイの工場で製造していたのですが、現在はピックアップトラック&SUVのみに絞って製造されているのも大きな要因となっています。コロラドは2ドアモデルが49.99バーツ(約176万円)から、トレイルブレイザーは99.9万バーツ(約351万円)からというプライスとなっています。

  

そして注目となったのが新型キャプティバがアジアプレミアされたことにあります。キャプティバは2006年に初代が登場、日本では2011年から導入が始まり、現在も販売されています。

新型のキャプティバは中国の上汽通用五菱汽車自動車の宝駿というモデルをベースとしています。現行モデルは韓国生産でしたが、新型は中国生産となるわけです。キャプティバは早ければ今年中にもタイで市販が開始されますので、日本への導入も(行われるならば)間近と考えていいでしょう。

(文・写真:諸星陽一)

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諸星陽一

1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。
乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想の車生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。
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