公道仕様か!? 謎のフェラーリ・FXXエボをキャッチ

フェラーリには、フラッグシップモデル「ラ・フェラーリ」をベースに開発されたレーシングモデル「FXX-K エボ」が存在しますが、そのプロトタイプをカメラが捉えました。

FXX-K エボは、わずか32名の限られた顧客のために少量生産されたサーキット走行専用車です。プロトタイプが昨年9月にも目撃されていますが、迷彩パターンがことなっており、別の開発車輌であることは間違いありません。しかし、現行FXX-Kエボとの変化は見られず正体は謎です。

しかし関係者の話から、2つの可能性があることがわかりました。1つは改良型プロトタイプです。現行モデルでは、ラ・フェラーリの6.2リットルV型12気筒ガソリンエンジン+HY-KERSを搭載。レース用にブーストアップし、最高出力1050psを発揮します。改良型ではさらなるチューンがされ、エアロダイナミクス性能を向上。最高速到達時のダウンフォースは1000kg程度が予想されます。

もう1つの可能性は、一般公道仕様のロードカーとして発売される可能性です。ベースのラ・フェラーリは、システム全体で最高出力963psを発揮しますが、エボでは1000ps超えとなり、0-100km/h加速は3秒以下となるでしょう。この場合、超レアな限定モデルとなることは間違いなく、プレミア価格の高騰が予想されます。

いずれにしても、2019年内に突如初公開される可能性があるようです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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