復興の地で自動車カスタムの祭典開催! 宮城が主力工場のTOYO TIREも出展【東北カスタムカーショー2019】

■東北地方最大級のカスタムカーイベント「東北カスタムカーショー2019」開催!

宮城県仙台市も、桜も満開の頃を過ぎ、いよいよ本格的な春を迎え、カスタムカーの花が咲き誇りました。

会場となった「夢メッセみやぎ」は、2011年3月11日の津波で大きな被害を受けたそうですが、現在は綺麗なコンベンションセンターとして見事に蘇っています。

その会場を埋め尽くし、屋外展示場までクルマを並べたカスタムカーイベント「東北カスタムカーショー2019」が4月20日土曜日、21日日曜日の両日開催されています。

出展社数81社、展示台数は144台と、東北地方で行われるカスタムカーショーとしては最大級の規模を誇っての開催です。

場内に展示される車両は「カスタムカーショー」だけあって、ノーマルのクルマはまずありません。サーキット走行向けスポーツカー、ミニバンのドレスアップ、スーパーカーをさらにド派手にカスタマイズしたもの、まるでデモ車のようなオーディオ車両、軽トラのアゲ系などなど、様々なジャンルのカスタムカーが一堂に会しているので見ていて飽きません。

東北地方で自動車ライター業を営む加藤さんにお話を伺いました。「東北のクルマ好きの特徴は、軽自動車などで楽しんでる人も多いことですかね。軽ばかり50台くらい集まってスポーツランドSUGOで走行会をやったりしていますね。あと、冬の間は走れない(スポーツ走行できない)場合が多いので、冬場は自宅ガレージで自分でいじったり、その間ショップさんに預けているってオーナーもいますよ。」とのこと。

そんな地元のショップさんなどが多く展示してある中に、タイヤメーカーのトーヨータイヤもブースを構えていました。

聞くところによると、TOYO TIRESもNITTOもその多くが宮城県の主力工場「出身」だそうです。そこで今回、6月に発売を予定しているNITTOブランドのSUV用タイヤ「Mud Grappler(マッド・グラップラー)」「Trail Grappler M/T(トレイル・グラップラー・エムティー)」を国内でいち早くお披露目したというわけです。これらのタイヤも国内はもちろん、主要マーケットである北米などへの輸出品も宮城県から旅立っていくというわけです。

少し遅く来た東北の春の日、ドライブのついでに夢メッセへ立ち寄ってみませんか?

(clicccar編集長 小林和久)

<開催概要>
名称 東北カスタムカーショー2019 in 仙台
会期 4月20日(土) 4月21日(日)  ※搬入日は4月19日(金)
会場 夢メッセみやぎ (一般財団法人 みやぎ産業交流センター) 宮城県仙台市宮城野区港3-1-7 https://www.yumemesse.or.jp/
開催日程 4月20日(土)10:00~17:00/4月21日(日)10:00~17:00
入場料 当日券 1,200円  前売券 900円  ※中学生以下無料
主催 東北カスタムカーショー実行委員会
後援 三栄/一般社団法人 日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会(NAPAC)/河北新報社/仙台放送/TBC東北放送/エフエム仙台 ※敬称略
協力 東京オートサロン事務局/沖縄カスタムカーショー実行委員会/広島カスタムカーショー実行委員会
催事内容 自動車アフターパーツメーカーのデモカーやパーツ展示/プロショップ製作のカスタマイズカーの展示/各種新製品(エコパーツなど)の展示・実演/パーツメーカー実演・体感/ショップ製作のデモカー実演・体感
出展社枠 230小間 (1小間:開口3m×奥行6m)
来場者目標 20,000人以上
出展社予定 一般社団法人 日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会(NAPAC)推進メーカー/自動車メーカー/自動車ディーラー/アフターパーツメーカー/タイヤメーカー/オーディオメーカー/オートキャンピングメーカー/各カスタム&チューニング専門ショップなど ※自動車関連以外の物販会社も出展可。
宣伝媒体 ラジオ オフィシャルHP(FacebookなどSNS含む)/各自動車専門雑誌/店頭ポスターなど

この記事の著者

編集長 小林和久 近影

編集長 小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務める。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
続きを見る
閉じる