日産・GT-Rが生誕50周年を記念した「NISSAN GT-R 50th Anniversary」が発表【新車】

●往年のGT-R レーシングカーのカラーリングを再現した2トーンカラーを採用

スカイライン GT-Rは、1965年の登場の「スカイラインGT」を契機に生まれたモデルともいえます。グロリアで採用されていた6気筒エンジンを搭載し、「GT」「GT-A」「GT-B」へと繋がっていきます。

そして1969年「NISSAN GT-R」の初代モデルである「スカイライン2000GT-R」が誕生。それ以降「GT-R」は、日本を代表する箱型のGT、スポーツカーとして絶大な支持を得てきたのはご存じのとおり。

2019年4月17日に発表されたGT-R生誕50周年記念の「NISSAN GT-R 50th Anniversary」は、2020年モデルの「Premium edition」をベースに、日本グランプリシリーズで活躍したGT-Rレーシングカーのエクステリアをモチーフとした、ツートンカラーのボディカラーが組み合わされています。

中でも2020年モデルの新色として採用された「ワンガンブルー(4RPM)」は、高品質の専用ホワイトステッカーとの組み合わせにより際立ったコントラストを演出し、往年の日産のレースチームカラーを再現したとしています。ほかにも、「ブリリアントホワイトパール(3P)」のボディカラーにレッドステッカー、「アルティメイトメタルシルバー(4M)」にホワイトステッカーの計3種類のカラーバリエーションを設定。

「ワンガンブルー(4RPM)」には、ボディカラーとコーディネイトされた50周年記念ロゴ入りのブルースポークホイールが標準装備され、走行中は全体が青く見えることで、車体色との一体感を高めるとしています。また、各モデルともリヤに「GT-R 50th Anniversary」の文字があしらわれたバッジとステッカーが配されています。

一方の内装には、上品なスポーティさを表現した「ミディアムグレー」の専用内装色を設定。上質なセミアニリンレザーを使用するとともに、シートのサイド部にはわずかに明るいグレーが配色され、50周年記念にふさわしい高級感あふれるキャビンを実現。センターコンソールやメーター内、またシートやキッキングプレートなどにも50周年を記念するロゴが配されています。

今回の「NISSAN GT-R 50th Anniversary」に合わせて、セイコーウオッチからは、国産腕時計を代表する「グランドセイコー」ブランドの数量限定のコラボレーションモデル「SBGC229」が発表されています。このコラボレーションモデルは、「NISSAN GT-R」と「グランドセイコー」が、ともに本質の徹底的な追求と飽くなき挑戦で、最高のパフォーマンスを示し続けてきたその哲学が具現化されたとしています。

「NISSAN GT-R 50th Anniversary」は、2020年3月末までの期間限定モデルとして今年6月に発売され、価格は「ワンガンブルー」が1351万6200円、「アルティメイトメタルシルバー」が1347万3000円、「ブリリアントホワイトパール」が1319万2200円。「グランドセイコー」の「SBGC229」は、220万円(税別)で200本限定、2019年6月8日発売です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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