【新車】圧倒的オーラを解き放つ特別仕様車「メルセデスAMG G 63 Edition Matt Black」が期間限定受注で登場

●新型Gクラスのトップパフォーマンスモデルをベースにした限定車が登場

型式こそ変わらないものの、実質的にフルモデルチェンジといえる大幅改良を受けた新型メルセデス・ベンツ Gクラスに、特別仕様車「メルセデスAMG G 63 Edition Matt Black」が発表されました。

2019年4月15日から2019年5月12日までの期間限定で注文受付を開始。なお、期間内にオーダーしても状況により購入できない場合もあるそう。納車は 4月下旬以降、順次開始するとしています。

外観は、カタログモデルには設定されていない同特別仕様車限定の「デジーノマグノナイト ブラック」と22インチマットブラックホイールが採用され、艶消しブラックにより圧倒的な存在感を放ちます。

さらに、AMGナイトパッケージがあしらわれ、通常モデルにはないクロームが配される前後バンパーのアクセント、スペアタイヤカバー、アンダーボディプロテクションなどがブラックになり、ウインカーレンズ、ヘッドライト、リヤコンビネーションランプがダークティンテッド仕上げになっています。

内装には随所にカーボンインテリアパネルを採用することで、ブラックで統一されたシックで落ち着いた中にもAMGらしいスポーティな印象に仕上げたとしています。

「メルセデスAMG G 63 Edition Matt Black」のベースモデルである「メルセデスAMG G 63」は、オフローダーとしての Gクラスに、AMGのモータースポーツで培われた技術が搭載されたトップパフォーマンスモデル。

メルセデスAMG社による完全自社開発であるAMG4.0L V8直噴ツインターボエンジン「M177」は、最高出力585PS(430kW)・最大トルク850Nmを発揮。砂型鋳造されたクローズドデッキのアルミニウムクランクケースに、鍛造アルミニウム製ピストンを組み合わせることで、軽量かつ高強度なエンジンに仕上げられています。トランスミッションは「9Gトロニック」を採用。

さらに、シリンダーウォールにスチールカーボン材を溶射コーティングするNANOSLIDE摩擦低減加工が施され、フリクションロスを低減。2基のターボはV型シリンダーバンクの外側ではなく内側に配置する「ホットインサイドV」レイアウトが採用されています。これにより、エンジンを可能な限りコンパクトにすることが可能になっています。ターボへの吸排気経路を最適化することによって、優れたレスポンスを実現。

また、メルセデスAMG G 63専用装備として、圧倒的な動力性能に対応する AMG強化ブレーキ、コーナリング時やブレーキング時に硬いスプリングレートに 瞬時に切り替えることで高い安定性と俊敏なハンドリングを実現する「AMG RIDE CONTROLスポーツサスペンション」が採用されています。「メルセデスAMG G 63 Edition Matt Black」の価格は、23,200,000円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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