三菱自動車が郵便車として「ミニキャブ・ミーブ バン」を計1,200台納入

はたらく「赤い」クルマの代表格である郵便車。日本郵便の「ゆうせいレッド」というコーポレートカラーになっています。三菱自動車は、日本郵便に集配用車両として同社の軽商用電気自動車「ミニキャブ・ミーブ バン」計1,200 台を、今秋より順次納入すると発表しました。

ちなみに、消防車は道路運送車両の保安基準で朱色と定められています。

「ミニキャブ・ミーブ バン」は、「アイ・ミーブ」で実績のある駆動用バッテリー、モーターなどを搭載した軽商用電気自動車として2011年12月に発売されました。同モデルは、EVならではの高い環境性能をはじめ、高い動力性能や静粛性、快適性などが特徴。

今回の電気自動車の納入は、日本郵便が2013年より試行してきた検証結果を踏まえたものだそうで、納入車両は、軽商用車として一充電走行距離とミニキャブならではの広い荷室による積載性を両立し、集配業務に有効利用できるとしています。

また、日本郵便向けにボディカラーをコーポレートカラーの「ゆうせいレッド」とし、ガソリンを使わず電気で動くイメージデザインが施されるそう。CO2を含めた排出ガスを全く発生しないゼロエミッション車の活用により、温室効果ガス排出量の削減を目指す日本郵便の環境マネジメントの推進にも寄与。

三菱自動車は、電動車両のパイオニアとして、電動車の開発・生産・販売を行うだけでなく、電動車への共感を広げる活動を通じてその普及に取り組み、持続可能な社会の構築に貢献していくとしていて、「ミニキャブ・ミーブ バン」の日本郵便への納車もその一環となります。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる