【125cc編】モーターサイクルショー出展バイクから独断チョイス「〇〇ならこの3台!」

■人気急上昇の125ccモデル、楽しく使い倒すならこの3台!

気軽に乗れるサイズのボディと比較的手頃な価格帯、メインのバイクとしても十分に活用ができ、また大型バイクを所有している人にとっては、遊べるセカンドバイクとして幅広い層から支持を得ているのが125ccの小排気量モデル。最近では人気のカテゴリーだけにスポーツ、ネイキッド、オフロードとラインナップも増えている。新たに手に入れて楽しく使い倒してみませんか。

・1台目:ホンダ モンキー125(税込39万9600円〜)
「大人になったスマートモンキー」

2017年8月にモンキーの生産が終了。翌2018年7月に排気量も楽しさもスケールアップして登場したのがこのモデル。従来のモンキーの特徴である「シンプル」「コンパクト」「愛らしさ」を継承している。

搭載する125ccのエンジンは市街地では力強く、ツーリング走行ではスムーズな出力特性とし、またサイズ感も大人の男性が乗ってもバランスが良く、幅広い層のライダーに親しまれるルックスの車両に仕上げられている。ブレーキは、制動力の高いディスクタイプを前後に採用、フロントにはABSも採用されている。12インチのブロックパターンタイプのタイヤにクッション性の良いシートの採用で、快適な乗り心地も実現。7月には新色のブルーも登場予定。


 

・2台目:アプリリア 125RX(税込39万9600円)
「カジュアルにオフロードを楽しむ」

2018年に導入されたこのモデルは、小排気量ながらもフルサイズに匹敵するボディと高い走行性能を持ち、ビギナーからベテランライダーまで本格的なオフロード走行が楽しめる車両として注目されている。搭載する125ccの水冷単気筒エンジンは、レースシーンにおいて磨かれてきた最先端の技術が投入され、高いパフォーマンスを発揮するだけでなく、排気ガスを抑えたクリーンな仕様となっている。

またブレーキも高い精度とコントロール性能を押さえつつ、ハードブレーキング時のリヤホイールの浮き上がりを補正する、アンチロールオーバーモードを備えたボッシュ製のABSを導入。カラーリングも黒×赤のレーシーな組み合わせを採用している。


 

・3台目:スズキ GSX-R125 ABS(税込38万6640円)
「伝統を受け継ぐスーパーライトスポーツ」

スズキのスーパースポーツGSX-Rシリーズの最小排気量モデルとして登場。このシリーズは、「最高のパフォーマンス」を実現するため、走る、曲がる、止まるの基本性能を高めるべく、レースシーンで培われたノウハウが注ぎ込まれている。全体としてスポーティさを感じさせるデザインとなっており、シリーズのアイデンティティとなる縦型2灯のヘッドライトにシャープなカウルとウインドスクリーン、そしてGPマシンを想起させるカラーリングがライダーの気分を盛り上げる。

走りも秀逸で、軽快なハンドリングと車体の安定性、そして力強い加速で小排気量ながらも爽快な走りを味わうことができるまさにコンパクトスポーツバイクとなっている。


 

(文:安室淳一/写真:稲垣純也)