【スクーター編】モーターサイクルショー出展バイクから独断チョイス「〇〇ならこの3台!」

■気負わず、楽チンに乗りたい快適性重視ならこの3台!

オートバイに気軽さや快適性を求めた時、候補の筆頭となるのがスクーター。車体は比較的軽量で、運転が楽。積載性やタンデム性にも優れ、快適性においては非の打ち所がない。250cc以上のモデルになれば高速道路も走れるから、さらにフレキシブルに使える。最近のモデルにはスタイリッシュなデザインのものも多く、使いこなせば実は最強バイク ともいえるカテゴリーだ。

・1台目:BMW C400GT(税込91万2000円)
「ワンランク上のコンフォータブルモビリティ」

エッジを利かせたボディラインと印象的なフルLEDのヘッドランプが作り出す近未来系のルックスが確固たる存在感を放つモデル。効率的な燃焼とフリクションの低減を実現し、低燃費かつ走りの楽しさも味わうことができる新開発の水冷単気筒エンジンを搭載。また大容量のガソリンタンクを採用することで、300km以上のロングツーリングも楽しめる。

イグニッションからハンドルロック、シート、ガスキャップまで全てキーレスで行え、スマートフォンとの連携が可能なコネクティビティ機能(オプション)も搭載。またシート下収納が拡張するフレックスケースを搭載するなど、まさに至れり尽くせりの一台となっている。


 

・2台目:YAMAHA XMAX ABS(税込64万2600円)
「フレキシブルに使えるTHEスマートスクーター」

ヤマハを代表するスクーターといえば、スポーツスクーターの最高峰でもあるTMAX。そのシリーズのDNAを継承しつつ、独自の進化を遂げたのがこちらのモデル。精悍な2眼のヘッドランプと前後タイヤの繋がり感を印象づけるブーメラン形状のボディスタイル、そしてXをモチーフとしたフロントフェイスが特徴で、新たに開発されたフレームが軽量ボディを支え、ヤマハ軽二輪スクーター初となるモーターサイクルタイプのフロントフォークが機敏な走りとこれまでのミドルスクーターとは一味違ったスマートな見た目を実現している。

普段使いはもちろん、休日のツーリングまでフレキシブルかつ快適に使える車両だ。


 

・3台目:ベスパ GTS SUPER 300 QUASAR(税込69万8000円)
「スタイリッシュなだけじゃない」

イタリアが世界に誇るスクーターといえば、バイク乗りだけでなく、多くの人たちにもその名を知られているベスパ。一般的に街中をスマートに走るイメージを持たれている人も多いかと思うが、ベスパの中でも最もパワフルかつダイナミックな走りを楽しめるのがこのモデル。

その見た目は、伝統的なイタリアンデザインに、グリルやサイドのグラフィック、ブラックホイールといったスポーティなディテールがプラスされ、アクティブな印象に。メーターはアナログとデジタルを融合させ、USB給電ポートも採用されている。ABSやASR(トラクションコントロール)も標準で装備し、楽しい走りとともに安全性もグッと向上している。


 

(文:安室淳一/写真:稲垣純也)