独・マンソリーがスーパーセレブSUV「十億長者」を初公開。ロールス・ロイス カリナンをカスタムした車輌のお値段は?

ドイツの老舗チューニングメーカー「マンソリー」は、ロールスロイス初のクロスオーバーSUV「カリナン」をカスタマイズした、「Cullinan Billionaire」(カリナン ビリオネア)を初公開しました。

その名は「十億長者」(ビリオネア)です。しかもUSドル表現なので、日本円に換算すると1000億円をかるく超える計算となります。もちろん販売価格が1000億円というわけではなく、ドイツの高級ブランド「ビリオネア」とのコラボレーションにより実現したモデルとなっています。

公開された車両は、カリナンでは珍しい2トーンカラーのエクステリアで迫力を増加しています。フロントバンパーのコーナーエアインテークは拡大され、フロントエプロン、サイドスカート、カーボンファイバー製トランクリッドスポイラー、ルーフマウント・ウィング、再設計されたディフューザー、クワッドエキゾーストパイプを装備。またワイドフェンダーには、24インチホイールが収まっています。

キャビン内も超豪華仕様です。コックピットやドアパネルはホワイトレザー、シートに「MANSORY」、ヘッドレストに「Billionaire」のロゴを入れたホワイトレザーシート、シート裏やアームレストにワニ革があしらわれています。

この手のカスタムはこれで終わりが多いのですが、マンソリーは心臓部にも手を抜きません。6.75リットルV型12気筒エンジンをブーストアップし、最高出力は611ps、最大トルク950Nmへと向上させています。さらに0-100km/h加速は5秒弱、最高速度は280km/hとパフォーマンスがアップしています。

わずか13台の限定生産で、価格は888,538USドル(約1億円)とすごいですが、十億長者にはお手頃価格となりそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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