メルセデス・ベンツのフラッグシップ4ドアセダン、「Sクラス」次期型のコックピットがついに露出しました。
これまで布がかけられていた中央部分には、巨大なタッチインフォテインメントスクリーンを装備していることがわかりました。サイズは不明ですが、世界最大のタブレット「iPad Pro 12.9」よりも大型の可能性があります。
ディスプレイの下には、運転モードをはじめハザード、音量、オン/オフいくつかのボタンが見て取れます。その内いくつかはタッチセンシティブタイプのコントローラーのはずです。今後、「Eクラス」を始めコンパクトモデルでの採用も視野に入れている可能性があります。
パワートレインは、直列6気筒ディーゼルターボやV型6気筒ツインターボのほか、2.9リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジン+電気モーターを搭載するPHVモデルなどをラインアップし、EV走行だけで62マイル(約100km)の航続が期待されています。さらに、Sクラスの「MRA」アーキテクチャと異なる、新しい「MEA」プラットフォームを採用するオールエレクトリック「EQ S」の設定も予想されています。
新型Sクラスは、2020年にドイツのジンデルフィンゲンにある新しい「Factory 56」工場で生産を開始する予定です。
(APOLLO)