最高出力は600ps超のスーパーPHV「ポールスター1」市販型を初スクープ!

●ポールスター初の市販車「ポールスター1」は高級PHVモデル

ボルボカーズグループの傘下「Polstar」(ポールスター)初の市販車「ポールスター1」プロトタイプをカメラが初めて捉えました。

ポールスターはボルボから独立した電動高性能車ブランドで、同モデルは2013年に「ボルボ コンセプトクーペ」として初公開されました。その後2017年に「ポールスター1」へと進化してます。ボルボの新世代プラットフォーム「SPA」(スケーラブル・パフォーマンス・アーキテクチャ)を採用しますが、約50%はポールスターの独自設計とされています。

スウェーデンの氷上で目撃された開発車両は、カーボンファイバー製フロントバンパーを装着し、エアインテーク形状は市販型専用デザインです。雪けむりではっきりと確認はできませんが、テールライトはコンセプトモデルと同じとみられます。

PHVのパワートレインは、2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジン+電気モーターで、システム全体の最高出力は600ps、最大トルク1,000Nmを発揮。EVモードは150kmの航続です。バンパー、ルーフなどにカーボンファイバーを多用して軽量化をはかり、高いパフォーマンスを発揮します。

親会社の中国のジーリー(吉利汽車)は、開発に7億5200万ドル(約830億円)費やしており、2019年半ばには生産が開始される予定となっています。また販売価格は、米国で155,000USドル(約1700万円)と伝えられています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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