ロードスターは新車購入時にロールケージを一緒に注文がよろしいです!

【サーキットレースへ向け準備着々!】

・その前に大きな試練が……(泣)

ご無沙汰しております、伊藤梓です。更新が滞ってしまい大変申し訳ありませんでした!

実はレースに出場するために筑波サーキットで練習を重ねていたのですが、ある日ついにクラッシュしてしまい、先日ようやく修理が終わってロードスターが手元に戻ってきたところです。

体は怪我ひとつなかったのですが、ロードスターとお財布は大変痛々しいことに……。しばらく傷心状態でしたが、ひとまずは無事でしたというご報告と、これからも引き続きよろしくお願いします!というご挨拶でした。いずれこの話もこのコラムで詳しく書きたいと思います。

さて、これまでゆるゆると私とロードスターの生活を綴ってきましたが、クラッシュも経験して大人の階段(?)をひとつ上がったところで、そろそろレース関連の話もちらほらしていきたいと思います。

・ロールケージは新車購入時にディーラーで同時購入したほうがイイ!

まず、サーキット走行やレース出場を検討しているときに、ディーラーでどうやって車両を購入すればいいの?と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。ロードスターであれば、ワンメイクレースの「パーティレース」があるので、その車両規定を満たす装備を整えれば、車両としてはどんなサーキットでも走れるようになると思います。

しかし、新車購入時から必ずしもバケットシートやタイヤ、エアロパーツなどサーキット仕様のフルオプションで購入しなければいけないわけでありません。とくにバケットシートなどは純正品以外にも著名なシートメーカーが様々なバケットシートを販売しているので、車両を購入してから自分に合ったシートをじっくり探す方がいいと思います。

ただ、私も実際に購入してみて、最初にディーラーで必ず装着した方いいと思ったものがありました。それは、ロールケージ。

とくに現行型のロードスター(ND)は、ライトウェイトスポーツカーらしく室内がとてもコンパクトなので、そこにロールケージを設置するのはベテランの技術が必要です。インテリア類に傷をつけないように、かつしっかりと組み上げてもらうのであれば、やはり最初にディーラーで装着してもらった方が不備があったときにも安心。

私は最初からパーティレースに出ることを目標としていたので、何も考えずにロールケージも注文していたのですが、後でパーティレーサーに「最初に付けて本当によかったと思う」と言われて、そうなんだと気付きました。

そのほかに私がディーラーで最初に注文したのは、牽引フックのみ。バケットシートやシートベルトはまた後ほどショップさんから購入しています。

そして、牽引フックを購入するときに「一本ください」と言ってしまったことを思い出すと今でも赤面です……(当時は牽引フックはフロントだけに付けるものだと思っていました)。

こんな私でもサーキットを走ったり、レースに出ようというところまで来ているのですから、読者の方でなかなかやりたくても踏ん切りがつかない人も是非一歩を踏み出してもらえたらと嬉しいです。

Photo:MAZDA

(伊藤 梓)