日産・GT-Rやリーフの技術を採用か? 新型ルノー・ルーテシアは160馬力の直4に注目

ルノーの欧州Bセグメント・コンパクトハッチバック、「クリオ」(日本名:ルーテシア)の次期型プロトタイプをスペインで鮮明にカメラが捉えました。

次期型では、ルノー日産アライアンスが開発した「CMF」(コモン・モジュール・ファミリー)プラットフォームを採用され、現行モデル比で全長はほぼ同じながらホイールベースが延長されます。

捉えた開発車両は、湾曲したボンネットの開口部が鮮明に見えるほか、そのラインに沿って釣り上がるシャープなヘッドライトとテールライトの一部が見てとれるものの、ディテールは不明です。しかし、2017年公開の「シンビオズ」コンセプトや「メガーヌ」新型にインスパイアされたスポーティなフロントエンドを持つようです。

パワーユニットの詳細も見えてきました。エントリーモデルには現行モデルに設定されている0.9リットルエンジンに置き換わる1.0リットル・直列3気筒ターボを搭載、最高出力は110psを発揮します。

またメルセデスとルノー日産アライアンスが共同開発した1.3リットル直列4気筒直噴ターボエンジンもラインアップされます。このエンジンは最高出力160psを発揮し、日産「GT-R」投入されたエンジン内部の抵抗を減らすことによって、エンジンの効率を上げる「ミラーボア・コーティング」が採用されています。

そのほか、プラグインハイブリッドや、日産「リーフ」の技術を投入したEVモデルの噂もあります。

ワールドプレミアの場は、2019年3月のジュネーブモータショーが予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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