パリダカ・ラリーストのドライビングで体験した新型「デリカD:5」の実力は?

三菱自動車が先頃、愛知県の岡崎技術センターにおいて開催した「開発体制強化説明会」では、本年10月から稼動した新R&Dオフィスビルの公開に加え、新型「デリカD:5」や「エクリプス クロス」の同乗試乗会が併催されました。

同社広報部に所属する「パリダカ」でお馴染みのラリースト・増岡浩氏らのドライビングにより、テストコース内の登坂路やダートコースを走行するというもので、両車の実力を目の当たりにすることができました。

増岡浩氏が操る新型デリカD:5は、登坂路(26.3度)での一時停止・再発進を後退することもなく難無くこなし、砂利道においても100km/h以上の速度でドリフト態勢に持ち込める程の余裕を見せます。

これは高められたビッグトルク(38.7kgm)が自慢の2.2Lクリーンディーゼルターボエンジンや進化した4輪運動統合制御AWCのなせる技で、遮音・吸音性が高められたキャビンは試乗中も静粛性が際立っていました。

今回のビッグマイナーチェンジにより、大きく進化した新型デリカD:5は11月末から予約を開始しており、2018年度内(~2019年3月)の発売を予定しているそうです。

Avanti Yasunori

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デリカD:5 https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d5/new/

エクリプス クロス https://www.eclipse-cross.jp/

この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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