目標は「ニュルで7分切り」。新型ポルシェ911 GT3、自己記録更新へ高速テスト

ポルシェの新型「911」に設定されるハードコアモデル、「911 GT3」開発車両をカメラが捉えました。

「911 GT3」は、2017年にニュルブルクリンク北コース「ノルドシェライフェ」にて、7分12秒7を記録しました。これは先代モデルから一挙に12.3秒も短縮したタイム。しかし開発スタッフによれば、この新型モデルでは「6分台」を目指しているようです。

新型で注目は、新開発の大型リアウィングです。捉えたプロトタイプは、ナンバーからも10月にキャッチしたプロトタイプと思われます。リアウィングは、これまでポルシェ高性能モデルでは見られない新開発のものですが、ボルトが露出しており、完成形ではない可能性もあります。

その下にはダックテールも装着されていますが、これも仕上げが粗雑です。そのほかフロントバンパーやリアバンパーにもカモフラージュが残っており、完成形へ前進しているものの、最終形までもう少し時間がかかりそうです。

心臓部には、GT3史上最強の550psを発揮する、4リットル水平対向6気筒NAエンジンを搭載します。トランスミッションは、おそらくPDK及び6速MTが設定されるでしょう」。

ワールドプレミアは、2019年後半が予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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