アルピナB7改良型を目撃。注目はアグレッシブなマスク

アルピナのフラッグシップ・サルーン「B7」改良型プロトタイプが、ニュルブルクリンクで高速テストを開始しました。

ローダウンされた開発車両は、かなり攻撃的で縦に深く切り込むコーナーエアインテーク、フロントスプリッター、リフレッシュされたサイドスカート、円形クワッドエキゾーストパイプ、『X7』新型モデルのような大型キドニーグリルを装着しています。また「7シリーズ」開発車両で隠されていた新テールライトも見えています。

「7シリーズ」LCI(Life Cycle Impulseの意味で、フェイスリフトを意味する)プロトタイプより、カモフラージュも軽く、攻撃的なエクステリアが見てとれます。

改良型ではキャビン内も刷新され、「7シリーズ」LCIモデルと同様に「オペレーティングシステム7.0」を持つ新しいデジタルクラスタとインフォテインメントシステムを装備すると共に、新しい素材やトリムオプションを含む豪華インテリアが期待できそうです。

パワートレインはキャリーオーバーが濃厚で、最高出力608ps・最大トルク800Nmを発揮する4.4リットルV型8気筒を搭載。8速ATと組み合わされます。0-100km/h加速は3.6秒で、最高速度は309km/hを誇ります。現行モデルでも「M760Li」の6.6リットルV型12気筒クラス同等のパフォーマンスを発揮するため、十分との判断と思われます。

ワールドプレミアの場は2019年3月のジュネーブモーターショーが有力で、BMW「7シリーズ」改良型と同時公開の可能性もあるようです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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