【スバル・XV Advance試乗】待った甲斐があった! 先代のXVハイブリッドより進化したポイント「3つのS」とは?

筆者は先代のスバルXVハイブリッドのオーナーでした。2Lガソリンエンジン+モーターのe-ボクサーを搭載した新型フォレスターに試乗したとき、このユニットを搭載したXVは登場しないのかなと心待ちにしていました。なぜかというと、フォレスターは駐車場の都合により入らないからです。

そして、2018年10月11日、スバルXVの一部改良と同時にe-ボクサーを搭載した新グレード「アドバンス」を追加し、10月19日より販売開始しました。

今回その「XV アドバンス」に試乗することができました。

XVはボディサイズを全幅1800mm、全高1550mmと設定。都心に多く存在する立体駐車場に対応したパッケージングを実現したコンパクトサイズのSUV。

スバル独自のシンメトリカルAWD、悪路走破性を高める電子デバイスのX-モード。そして200mmというロードクリアランスにより、国産コンパクトSUVの中でトップレベルの走行性能を実現しています。

新たに追加されたグレードのアドバンスは最高出力107kW(145ps)を発生する2L水平対向4気筒自然吸気エンジンと10kW(13.6ps)を発生するモーターを組み合わせたハイブリッドシステムの“e-ボクサー”を搭載。先代からは2Lエンジンの直噴化やハイブリッドシステムのバッテリーをリチウムイオンに変更するなど様々な改良が加えられています。

アドバンスには専用の内外装の装備が用意されています。まず外観では専用のLEDヘッドランプをはじめ、LEDフォグランプ、フロントグリル、フロントバンパーガード。そしてローマウントタイプのルーフレールを用意。さらに、瑞々しく透明感のあるブルーを表現したボディカラーの「ラグーンブルー・パール」をイメージカラーに採用しています。

インテリアはアドバンス専用のマルチインフォメーションディスプレイ付メーター、マットブルー金属調のインパネ加飾パネル。ブルーな内装用のシート。オプションで設定されている本革シートもネイビー/ライトグレーのツートーンカラーを採用。さらに、シートやハンドル、シフトレバーなどにブルーステッチを施し、クールなイメージを演出しています。

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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