VWの最小SUV「T-ロック」に カブリオレモデルが設定。プロトタイプを初スクープ

VWの最小クロスオーバーSUV「T-ロック」のオープン版となる「T-ロック カブリオレ」開発車両を初めてカメラが捉えました。

「T-ロック」ファミリーとしては今後発売予定の高性能「T-ロックR」に続く第3のモデルであり、VWラインアップで最小のSUVオープンモデルの誕生となります。

欧州ですでに発売されているベースモデルは、同ブランドの新世代モジュラープラットフォーム「MQB」を採用。「ティグアン」の下位に位置する5人乗り・5ドアSUVで、コンパクトながら高い走行性能を持つとともに実用性の高いモデルとなっています。

対する「カブリオレ」は開放感あふれるオープンモデルで、ファブリックルーフを持つ2ドア4人乗りとなり、トランクリッドにスポイラーを装着するなどスポーティな仕上がりです。また、ルーフ補強のためリアデッキのデザインは異なるほか、サッシュレスドアは、後部座席へのアクセスを容易にするために長くするなど、工夫がされているようです。

パワートレインは、最高出力115psを発揮する1リットル直列3気筒ターボエンジン、147psを発揮する1.5リットル直列4気筒ターボエンジン、最高出力190psを発揮する2リットル直列4気筒ターボエンジンが予想されます。「カブリオレ」は、ドイツのオスナブリュック工場にて2020年後半から生産予定となっています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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