【新車】商品改良を受けたマツダ・CX-5は「助手席リフトアップシート車」も最新技術を搭載

マツダ・CX-5が2.5Lガソリンターボエンジンを設定し、2.2Lディーゼルにクラス唯一となるMTを追加するなど、パワートレーンを中心とした改良を受けました

10月11日、「CX-5 助手席リフトアップシート車」も商品改良を実施しました。同日より予約を開始した最新のCX-5をベースに、助手席シートが回転し昇降するリフトアップ機構が採用されたモデルです。

付属のワイヤレスリモコンやシート両側のスイッチ操作で、高齢の方や身体の不自由な方の乗り降りのサポートだけでなく、スカートや和服を着ている方も裾を乱すことなくスムーズに乗降が可能です。

この福祉車両にもベース車両と同じ最新技術が投入されています。乗り心地の改善にも寄与し、ドライバーにさらなるスムーズな運転と、安定感ある走りを提供する「G-ベクタリング コントロール(GVC)」をベース車同様に採用。

「G-ベクタリング コントロール プラス(GVC プラス)」は、ハンドルを切った際の制御に加えて、ハンドルを戻す際の制御が追加したされた最新技術。高速走行での車線変更時、滑りやすい路面での車両の挙動を安定させるほか、緊急回避時などの安定性も高められています。「G-ベクタリング コントロール プラス」の制御の「あり」「なし」を交互に試してみると、ステアリングを切ってから戻した際のふらつきが小さくなっているのが分かります。

マツダは通常のモデルだけでなく、福祉車両の開発でも多くの乗員に自由に移動すること、運転する楽しさや走る歓びを体験できる機会を提供するという理念を掲げています。

価格は、2.0Lガソリン仕様(2WD)の「20S助手席リフトアップシート車」が2,919,000円。2.5ガソリン仕様(4WD)の「25S助手席リフトアップシート車」が3,129,000円。2.2Lディーゼル車の「XD助手席リフトアップシート車」の2WDが3,209,000円、4WDが3,419,000円となっています。

(塚田勝弘)

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この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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