メルセデス・ベンツの「EQ」シリーズ第3弾!7人乗りSUV「EQB」を初キャッチ

メルセデスベンツのEVブランド「EQ」に新たに加わる、クロスオーバーSUV「EQB」のテスト車両を初めてカメラが捉えました。

キャッチした開発車両は初期段階で、新型Bクラスのテストミュールです。しかしエキゾーストパイプが見当たらず、EVモデルの試作車と思われます。

メルセデスベンツはEQシリーズ第1弾となる「EQC」市販型を発表しており、日本導入も示唆しています。2017年9月には第2弾となる「EQA」コンセプトモデルを公開。「EQB」は同ブランド第三弾となります。ただし、発売は「EQB」が先行する可能性もあります。

「EQB」は、メルセデスベンツの「MRA」をベースにした「EVA II」プラットフォームを採用、新型コンパクトクロスオーバーSUV「GLB」のエレクトリックバージョンと伝えられています。

「GLB」はコンパクトながら3列7人乗りレイアウトも設定されており、この「EQB」も同様の7人乗りが予想されます。キャビンには、デュアル・ワイドディスプレイのデジタルコックピットを採用し、ECQ専用「MBUX」を搭載します。充電状況はもちろん、各種情報を表示すると共に、ナビ、運転モードや出発時間も設定が可能です。

バッテリーは60kWhから最大110kWhを搭載し、650kgのパッケージは、フロントアクスルとリアアスクルの間に取り付けられ、走行状況に応じて、トルク配分を行う。最大航続力は450kmから500kmを目指すと言います。

メルセデスは、既に「EQB 200」「EQB250」「EQB260」「EQB 300」「EQB 320」「EQB350」「EQB360」の車名を登録しており、価格は、「GLC」の95,000ユーロ(約1,250万円)より、かなりお得な50,000ユーロ(約650万円)が予想されています。ワールドプレミアは、2020年以降となる予定です。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる