クルマ好きの精神は親から子へ!? さまざまな年代のホンダ好きが集まった「HONDA LOVERS SUMMIT」

10月7日(日)に「ツインリンクもてぎ」の第2アクティブセーフティートレーニングパーク(駐車場N5)で「HONDA LOVERS SUMMIT」が行われました。

ホンダ好きがホンダ好きのために企画したこのイベント。基本的にはホンダ車ならどんな車種でも参加OK。参加することで、ホンダ車ユーザーと情報交換をしたり、ホンダ車について熱く語ろう!というスタンスで開催されたそうです。

会場では、S660の試乗や、プロによる洗車の仕方などタメになるステージもありました。

会場には、FIT・CIVIC・S660など、ホンダ車(400台近く)が会場を賑わせていました。なかには痛車仕様で参加された方も。

「ラブライブ」という熱狂的ファンの多いアニメの登場人物です! ウインクがとっても可愛らしいです。

実は、ホンダ車のファンミーティングに参加したのは初めて。愛車がランドクルーザー76なので、そういった集まりに参加したことはあったのですが。ランドクルーザーイベントは、ほとんどが40代から60代ぐらいの強面(心は優しい)のおじさんが集まりますが、今回のイベントは年齢層が20代位の若者が多かったです。

S660の試乗をした、この好青年は23歳!

お父さんがホンダ車好きということもあり、今回の「HONDA LOVERS SUMMIT」に参加したそうです。「コーナーを攻めたとき、楽しすぎて驚きました!」と興奮気味に語ってくれました(笑)

来場者に話を伺うと、今まで400台以上のホンダ車ばかりが集まるイベントも無く、車種も多種類だったので友達の和が広がったとコメントが多かったです。

なかには、20代の子は「自分の父親世代の方から、当時走っていた車の話が聞けて興味深かったです」や、60代の方は「話しかけてくれる子も多くて、嬉しかったです。シティに乗っていたと話すと凄い!と褒められたんですよ。それだけで、来て良かったなって」といったコメントも。

ちなみに、60代男性の乗っていたというシティはコチラ。

「若者の車離れ」と囁かれますが、実はそうでもないと今回のイベントで感じることができました。意外にもに車好きな若者は沢山います。しかも、昨今の旧車ブームから古い車に興味を持つ人も多かったです。

インタビュー中に、ホンダの旧車が展示してある「ホンダコレクションホールがオススメだよ」と色々な人にすすめられ、足を運んでみました。

自転車用試作エンジン・ドリームD型・CA100・RC142(復元車両)など、ホンダに関わる様々な車輌が展示してあります。

T360 が、私的には1番のヒット!

もはや、クルマではありませんが(笑)試作エンジンを付けた自転車。これがスクーターの始まりとなったそうです。

いまとなっては、なかなかお目にかかれない&購入できない車が展示してある宝の山でした。「うん、皆が進めるだけある!」と、勉強した後は……

ロードコースのすぐ後ろにあるグランツーリスモカフェで昼食を。コースでは地元のガレージのスポーツ走行が行われており、「フュオーン」という、速そうな音を聞きながらカツカレーを食べました。

親子連れの方も沢山来ていて、未来のちびっ子レーサー(もしくはピットクルーか?)が食入るようにテスト走行を見つめていました。

「森の教習所」は、交通ルールを学べるアトラクション。信号機などがあり、基本的な運転マナーを学べます。

高所恐怖症の人は絶対に無理であろう、宙釣りアトラクション。大人の方が結構並んでいました。なんと40分待ちでした。

私は、6時間滞在してココまでしか体験できずでした。アスレチックや色々な所で遊びたかったのですが断念。

レースはもちろんのこと、イベントや博物館・カフェなど1日では足りないくらい遊べる ツインリンクもてぎ。家族サービスにも最適です。ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょう?

(写真・文/矢田部明子)

この記事の著者

矢田部明子 近影

矢田部明子

中学生の頃、車のメカニズムに興味を持ち宇部工業高等専門学校に入学。専門的な知識を学んできました。もちろん、車に乗るのも大好きで「86→ランドクルーザー60→ランドクルーザー76」と乗りついで、います。
最近の唯一の癒しは、週末にオフロードに出かけることです!ラジオパーソナリティーやアナウンサーとして活動後、モータージャーナリストの道を歩み出しました。車のメカニズム、メンテナンスなど工業高等専門学校で学んだ知識と経験を活かして、様々な角度からお役立ち情報をお届けしていきたいと思います。
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