伝説のトヨタ2000GTが現代によみがえる!? 待望論が高まる欧州で予想CGが公開

欧州のモータースポーツ界で、トヨタの伝説的スーパーカー「2000GT」への復活待望論が熱を帯びているようです。「Behance.net」で期待を込めた予想CGが掲載されました。

1970年まで生産された「2000GT」は、ヤマハ発動機と共同開発され、最高出力150psを発揮する「MF10型」2リットル直列6気筒エンジンを搭載していました。「007」のボンドカーに抜擢されたことや数々の速度記録を樹立するなど、伝説を創った名車です。当時の発売価格238万円は、大卒者の平均初任給2万6000円の約100倍で、現在に換算すると約2000万円以上とも伝えられています。

予想CGでは「FT-1」「スープラ」新型デザインから継承されるダブルバブルルーフ、筋肉質なリアフェンダー、Aピラーからリアウィンドウへ続く流麗なボディシルエットが描かれています。フロントマスクは刷新されていますが、細いLEDデイタイムランニングライトは、「スープラ」新型のイメージから継承されているようです。

生誕50周年を迎えた2017年には、待望論と共に東京モーターショーでコンセプトモデルの公開も予想されました。その後は新型「スープラ」に話題が移っていきましたが、待望論が再熱しているようです。

もし復活となれば、パワートレインは新型「スープラ」にも搭載が予想される3リットル直列6気筒エンジンオーバーブースト付きターボエンジンで、最高出力は500ps程度まで高められるはずです。果たして夢は実現するでしょうか。2019年東京モーターショーでの発表にも期待がかかります。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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