納車1年待ちのスズキ 「ジムニー」と「ジムニー シエラ」。選ぶならどっち?

本年7月5日に発売された4代目スズキ「ジムニー」。年間販売目標台数が1万5,000台(シエラ:1,200台)の設定ながら、蓋を開けてみると、発売後僅か1ヶ月間で受注台数が2万台近くに達するなど、年間販売目標台数を大きく上回り、現在では納車が1年待ちといった声が聞かれる状況となっています。

スズキではこうした状況を踏まえ、湖西工場の生産ラインを増設して来年1月をめどに月産能力を1.5倍に引き上げて納期短縮を図るそうです。

ちなみに軽自動車「ジムニー」をベースに開発された「ジムニー シエラ」は、新開発1.5Lエンジン(102ps/13.3kgm)を搭載、4輪駆動車としての機能と走破性がいっそう高められています。

ジムニーと同様に5速M/Tと4速A/Tの2タイプのミッションが用意されており、新開発ラダーフレームやFRレイアウトなど、同車伝統の車体構成を継承。外観では前後ホイールアーチ部に設けられたオーバーフェンダーや、それに繋がる拡幅された専用の前後バンパーにより、上級モデルとしての車格感を強調。

初めてジムニーを購入する際は、魅力的な両モデルだけに、どちらを選択するかで大いに悩まされることになりそうですが、貴方なら「ジムニー」と「ジムニー シエラ」のどちらを選びますか?

車両価格は「ジムニー」が1,458,000円(XG)〜1,841,400円(XC)、「シエラ」が1,760,400円(JL)〜2,019,600円(JC)となっています。

Avanti Yasunori・画像:SUZUKI)

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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