1000馬力のハイパーEVを開発中? 生産終了の噂があるアウディ・R8に後継モデルの情報

アウディのスーパースポーツ「R8」には生産終了の噂がありますが、ここにきてEVモデル「R8 e-tron」を後継モデルとして開発している可能性があることが、英オートカー誌の調べでわかりました。

外観のデザインは、同ブランド最新モデルである「PB 18 e-tron」の意匠を継承すると予想されているようです。次世代EVスポーツとして提案された「PB 18 e-tron」は、フロントに1個・リアに2個の合計3個のモーターを搭載。トータル出力は680psで、ブーストモードでは最高で775psに達します。

0-100km/h加速は2秒未満とされ、最高速度は300km/h以上のハイパーEVですが、「R8 e-tron」は最高出力1000psと予想されており、それ以上のパフォーマンスが期待できそうです。

アウディは、現在ランボルギーニおよびポルシェとEVスーパーカーに特価したプラットフォーム「SPE」を開発していると思われ、実現すれば「R8 e-tron」に採用される可能性が高いです。

アウディは2015年に「R8」の電気自動車版として同車名のモデルを少量生産しています。92kWhの大容量バッテリーを搭載し、航続距離は450km、最高速度250km/h、0-100km/h加速3.9秒のハイパフォーマンスを持ち、当時の価格は1億4千万とも伝えられています。

しかし、プラットフォームを3社で開発・共有すれば、その半値以下での発売も可能なはずです

後継モデルは2022年に発売とレポートされていますが、まだ先の話であり流動的な部分もあるため、また新情報も出てくる可能性があります。しかしアウディが高性能ハイパーEVを計画している可能性は高いと見ています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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