【新型ボルボ・V60登場】マイナス15mmの幅は日本のために。先代よりコンパクトになったボディ

ボルボのステーションワゴンV60がフルモデルチェンジして2代目となりました。

V60の歴史は少々複雑です。もともとはボルボ初のFFモデルとなった850から始まるといっていいでしょう。850はその後、V70、V60と進化していきます。いずれのモデルもその時代のボルボを代表するモデルとしてのトピックスを持ったモデルでした。

新型V60はV70が持っていた実用的でボクシーな部分を受け継いだと言われます。ダイナミックでも実用性の高いモデルがV60という位置づけです。最近のクルマはモデルチェンジのたびにボディが大きくなるものですが、ボルボV60は違います。

新型ボルボV60は先代に比べて全長は125mm伸ばされ4760mmとなりましたが、全高は45mmのダウンで1435mmに、さらに全幅は15mmのナロー化で1850mmとなりました。このナロー化は日本からのリクエストによるもので、現地デザイナーは「デザイン幅を日本に取られた」と言っているそうです。

(文・諸星陽一/写真・小林和久)

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この記事の著者

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諸星陽一

1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。
乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想の車生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。
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