兄弟車の日産・エクストレイルはどうなる!? ルノー・コレオス改良型がメルセデス製1.3リットルターボを搭載

暑さが衰えない南ヨーロッパで、ルノーのフラッグシップ・クロスオーバーSUV「コレオス」改良型をカメラが捉えました。

「コレオス」は、日産「エクストレイル」や「キャシュカイ」とプラットホームを共有する兄弟車です。2016年の北京モーターショーで最新モデルとなる第2世代がワールドプレミアされましたが、今回キャッチした車輌はそのフェイスリフト版となります。

改良型では前後デザインを刷新し、新開発のエンジンを搭載すると見られています。捉えた開発車両のフロントマスクは、ルノーが近年のデザインアイコンとする「サイクル・オブ・ライフ」を継承、L字型LEDデイタイムランニングライトをヘッドライトの下に配置すると思われます。

リア部も完全にカモフラージュされていますが、テールライトが新グラフィックとなります。

パワートレインには、ダイムラーと共同開発した1.3リットル直列4気筒直噴ターボエンジン「TCe」のルノー版を搭載し、同ブランドのSUV「カジャー」と共有すると予想されています。これにより、兄弟モデルである日産・エクストレイルへの影響も気になるところです。

コックピットでは、やはり「カジャー」同様にインフォテインメントシステム・ディスプレイが大型化されます。

ルノーは10月のパリモーターショーで「カジャー」改良型を発表すると見られ、2019年3月のジュネーブモーターショーで「コレオス」改良モデルのワールドプレミアが予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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