【新型フォレスター e-BOXER試乗】期待度の高さに「e-BOXER」。「S」モードでは力強い走りをみせる

新型フォレスターで約4割の受注を獲得しているというマイルドハイブリッド搭載の「e-BOXER」。「e-BOXER」は「Advance」という1グレードのみなので、その期待の高さがうかがえます。

まずは2.0L直噴エンジンにモーターを組み合わせる「e-BOXER」搭載車のシステム制御をおさらいしましょう。強制的にモーター走行にするEVスイッチは用意されないものの、発進時や低速走行時は、バッテリー状態や負荷などに応じてモーターのみの走行も可能です。

さらに、「e-BOXER」の利点が感じられるのが加速&中速走行時で、エンジンをメインにモーターが加速をアシスト。先述したように「S」モードにすると力強さが増します。

高速走行時(高回転域)では効率のよいエンジンが主役で、必要に応じてモーターを回して発電してバッテリーに充電。さらに減速時も回生ブレーキが作動し、バッテリーにも充電。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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