【新車】LSと同時にレクサスLCも一部改良。乗り心地と操縦安定性を向上

2018年8月30日、レクサスLSと同時にクーペ版のレクサスLCも一部改良も受けています。走りの面のクオリティアップが主なトピックスです。

ステアリングコラムを支持するステアリングサポートのアルミダイキャスト化による剛性向上や、ブッシュ特性のチューニングなどによりステアリングフィールが向上したそう。また、一部改良を受けたLSと同様に、ショックアブソーバーは、伸圧独立オリフィスの採用により減衰力可変幅の拡大や摩擦低減など乗り心地と操縦安定性が引き上げられています。

ほかにも、ブレーキ制御やマルチステージハイブリッドシステムのチューニングなどによりドライバーの運転意図に沿った、より滑らかな加減速を実現したとしています。

クラウドと車載機でのルート探索を融合したハイブリッドナビゲーションシステムの標準設定により、利便性がさらに高まったのも朗報といえそう。なお、LSとLCともに、事故や急病時に車両データをもとに重症度を指定してドクターヘリ等の早期出動判断を行う「D-Call Net」に対応することで、緊急時の対応力も向上しています。

FRのみとなるレクサスLCの価格帯は、5.0L V8と「Direct Shift-10AT」の組み合わせになる「LC500」が13,022,000円〜14,022,000円。3.5L V8エンジンと「Multi Stage Hybrid Transmission」を組み合わせる「LC500h」は、13,522,000円〜14,522,000円です。

(塚田勝弘)

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この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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