フォード・トランジット改良モデルをキャッチ。VWと提携でAWD技術を移植

フォードのピックアップ「トランジット」改良型プロトタイプを初めてカメラが捉えました。

フォードは、2018年6月、VWと商用車の共同開発などで提携することを発表しました。両社は競争力の強化を目指し、世界の顧客ニーズに対応すべく技術を補いますが、早速その成果が実現となるようで、改良モデルには、VWのAWD技術が移植されるようです。

「トランジット」は50年以上の歴史を持ち、パネルパン、ミニバス、ピックアップトラックと欧州で最も販売台数の多い軽貨物自動車です。今回のフェイスリフトでは、フロントバンパーのデザインを始め、ヘッドライトのグラフィック、グリル、フォグランプ、テールライトがアップデートされるほか、VWの4WDシステム「4MOTION」が搭載されます。

発進や加速時に後輪へのトルク配分を上げ、加速力をアップ。減速時には後輪へのトルクを無くし優れたトラクション性能を特徴としています。

キャビン内では、最新のインフォテインメントシステムをインストールする可能性が高く、「フィエスタ」や「フォーカス」新型のようにタブレットスタイルの8インチディスプレイを装備します。ワールドプレミアの場は、2018年内から2019年前半のモーターショーとなるようです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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