【お台場フジテレビの階段を激走】スバル・フォレスターのワイルドな同乗走行イベント『ようこそ!!ワンガン夏祭り』

東京・お台場にあるフジテレビ本社で、新型フォレスターが名物・大階段を駆け登るという刺激的なイベントが行われています。

これはフジテレビ主催の『ようこそ!!ワンガン夏祭り THE ODAIBA 2018』に組み込まれた『スバル・フォレスター・アドベンチャー』という同乗体験走行イベントの一貫なんです。

イベントは大きく2つのセクションに分かれて行われまして、ひとつ目はこの階段昇降になります。もうひとつは屋外特設のオフロードコースです(後述)。

まずは階段セクションからレポートします。

本イベントはインストラクターの運転を体験する同乗走行スタイルですが、今回は特別に試乗体験をさせてもらいました。斜度20度に達するこの階段を、まずは下って行きます。

運転席から坂の下のほうを見ようとしてもあまりにも角度が急で道路が見えません。そんなときにはフロントビューモニターを起動させれば、車両前面に接地されたカメラが路面状況を映してくれるので安心です。

路面が見えたとはいえ、ちょっと運転するのに躊躇するほどの坂です。が、フォレスターを信じてアクセルをゆっくり踏み込んで発進。

通常のクルマでは下る際にはブレーキを常に踏みながら車速を殺していくことになります。が、フォレスターではあらかじめ悪路走行用のXモードに切り替えておけば、ドライバーがアクセルやブレーキの操作をしなくても、一定速度で下ってくれるヒルディセントコントロールが自動的に作動してくれます。

この機能によってドライバーは何の操作をすることもなく、時速5km/h(作動範囲は4〜20km/h)でゆっくりと不安なく下り切ることができました。

続いて登り坂体験です。斜度20度の登坂程度ならフォレスターには朝飯前ですが、ここではあえて試練を課すべく坂の途中で止まってからの再発進をしてみます。

通常の車ではこんなとき、ブレーキからアクセルへと踏み変える間に空走時間が生じて車体が後ろに下ってしまう可能性があります。しかしフォレスターではブレーキペダルから足を離しても2秒間はその姿勢をキープしてくれるヒルスタートアシスト機能がついていますので、余裕を持って発進することができました。

続いてフジテレビ本社から特別バスに乗って屋外のオフロードステージに移動して体験を続行します。

まずは大きなコブが連続するモーグルコース。

フォレスターは最低地上高が220mmと余裕があるのでコブがボディの腹下に当たってしまうようなこともありません。

途中、コブを越える最中にタイヤが滑ってトラクションがかからなくなる場面がありました。そんなときには慌てず先程登場したXモードに切り替えます。

するとフォレスターが4輪のブレーキとトラクションを独立制御をしてくれ、最適なトルク配分でコブを抜けることができました。

野外ステージでは他に巨大なシーソーを走り抜けたり、車両が横転するのでは?とドキドキするような斜面を走り抜けるバンク走行など様々な同乗体験を行います。

最後には時速30kmからノーブレーキで前方の車に接近し、自動ブレーキの作動確認をするなどの盛りだくさんのメニューがありました。

このイベントは9月2日までの夏休み期間中毎日開催しています(先着順に予約受け付け)。

夏休み後半戦、まだまだ間に合います。都心でSUVの性能を味わってみたい方はお台場に行ってみましょう。

(写真・動画・文/ウナ丼)

【関連リンク】
SUBARU FORESTER ADVENTURE
https://www.subaru.jp/event/odaiba/

この記事の著者

ウナ丼 近影

ウナ丼

動画取材&編集、ライターをしています。車歴はシティ・ターボIIに始まり初代パンダ、ビートやキャトルに2CVなど。全部すげえ中古で大変な目に遭いました。現在はBMWの1シリーズ(F20)。
知人からは無難と言われますが当人は「乗って楽しいのに壊れないなんて!」と感嘆の日々。『STRUT/エンスーCARガイド』という名前の書籍出版社代表もしています。最近の刊行はサンバーやジムニー、S660関連など。
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