【GT-Rニスモ・ニスモNアタック パッケージキット装着車】本職ライターでもたじろぐ!? クルム選手が「自信を持って踏める」チューニング

GT-Rニスモ・ニスモNアタックパッケージAキット装着車をご紹介します。

このパッケージの成立背景には、2013年にGT-Rニスモが登場するにあたって行ったニュルブルクリンクタイムアタックがあります。アタックにより7分8秒679という記録を打ち立てたときの仕様を忠実に再現したのが、このモデルなのです。

このパッケージではGT-Rニスモ(今回撮影したのはモデルイヤー17型)をベースに様々な仕様変更がなされています。専用カーボンフロントフェンダーはフリックが追加設定された独特な造形。

専用カーボンリヤウイングは2段階の高さ調整機能と12段階の角度調整機能が付いています。

インテリアでは専用のレカロ製フルバケットシート(カーボンシェルタイプ)が装着されました。

またリヤシートは撤去されて専用カーボンリヤバルクヘッドがセットされる2シーター仕様です。

VR38DETT型エンジンは、ニスモ仕様となる時点で『GT-RニスモGT3』と同じ専用ターボチャージャーが搭載され、最高出力600PS仕様となっています。

今回のパッケージではカーボンの専用インタークーラーパイピングや専用ECM(エンジンコンピューター)&TCM(トランスミッションコンピューター)に変更され、さらなるレスポンスと最適制御が目指されました。駆動系もニュルブルクリンクでの最適化を目指した専用前後LSDに換装されています。

サスペンションはオーリンズ製4ウェイ専用ショック&専用スプリングに交換されました。

この記事の著者

ウナ丼 近影

ウナ丼

動画取材&編集、ライターをしています。車歴はシティ・ターボIIに始まり初代パンダ、ビートやキャトルに2CVなど。全部すげえ中古で大変な目に遭いました。現在はBMWの1シリーズ(F20)。
知人からは無難と言われますが当人は「乗って楽しいのに壊れないなんて!」と感嘆の日々。『STRUT/エンスーCARガイド』という名前の書籍出版社代表もしています。最近の刊行はサンバーやジムニー、S660関連など。
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