フェラーリが直4・電動ターボを計画か? 復活する新型「ディーノ」へ搭載の噂

フェラーリが自社史上初となる直列4気筒エンジンを計画しているという噂を入手しました。これは電動直列4気筒エンジンで、すでに特許出願が完了している模様です。

出願された模式図は4気筒ともV8の片バンクとも取れるもので、断言は出来ないようです。ただしエレクトリック・ターボを開発していることは間違いないようです。このシステムは排気によって蓄電するというレーシングモデルのようなものだといいます。

また、発電機の強弱によりタービンの回転数を調整可能にするため、エキゾーストシステムのバルブをコントロール。結果エキゾーストノートの向上へつながるということです。

まさに次世代フェラーリのエンジンといえますが、果たしてどんなモデルに搭載されるのでしょうか。特に現在、コンパクトモデルを開発しているという情報はありませんが、昨年から復活が噂されている新型『ディーノ』は可能性を感じさせます。

今回掲載したスパイショットは、以前撮影に成功した新型「ディーノ」とも噂されたフェラーリ謎のプロトタイプです。新型「ディーノ」の予想パワートレインは、アルファロメオ ジュリア『クアドリフォリオ』に搭載されている、2.9リットルV型6気筒DOHCツインターボと伝えられていますが、フェラーリ初の直4エレクトリック・ターボ搭載となれば、大きな話題となるでしょう。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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