回転合わせをサポートする「iMT」を搭載。カローラ スポーツの6MT仕様が発売

8月2日、トヨタの新型カローラ スポーツに6速MT搭載車が設定されました。これにより、カローラ スポーツの掲げる「クルマ本来の楽しさ」のひとつとして、最新世代の6MTが加わったことになります。

同MTは、アイシン・エーアイ製の「中容量FF6速MT」。従来型に比べて質量を7.0kg低減するとともに、全長を24mm短縮し、世界トップレベルのコンパクトサイズにすることで車両の燃費性能向上に貢献するとしています。

また、小型化により車両レイアウトの自由度が高まることで、車両デザイン、安全、走りにも寄与。

さらに、リバースシンクロ機構の追加により、リバースへシフトする際のギヤ鳴り防止を実現したとしています。また、ドライバーのスムーズな変速操作をサポートするiMT制御への対応が可能。なお、iMTは、変速、発進操作をアシストする「インテリジェントマニュアルトランスミッション」の略です。

iMTでは、コンピュータがドライバーのクラッチ、シフト操作にあわせて、最適なエンジン回転数になるように制御されます。常時、スムーズな発進をサポートするとともに、ドライブモードセレクトでSPORTモードを選択すると、走行中の滑らかな変速をアシストします。

iMT搭載車の価格は「G “X”」が2,106,000円、「G」が2,224,800円、「G “Z”」が2,386,800円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる