オールシーズンタイヤの利便性をアピール、日本グッドイヤーが2018年下半期の戦略を発表

オールシーズンタイヤの生みの親でもある「ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバーカンパニー」の日本支社、日本グッドイヤーが2018年下半期の戦略発表会を開きました。

この日、アナウンスされたのは、オールシーズンタイヤのベストセラー「ベクター4シーズンズ」とその進化版「アシュアランス・ウェザーレディ」、そしてスタッドレスタイヤ「アイスナビ7」。なかでも力が入っていたのはオールシーズンタイヤで、ドライ路面から積雪路面までを1本でカバーしてしまう利便性をアピールし、非降雪地域の足として普及に努めていくとのこと。今年はサイズバリエーションも増え、人気のSUVについても対応できるようになっています。

関東地方などでは毎冬、数日間だけの積雪に悩まされますが、「スタッドレスを買うほどではないが夏タイヤでは不安」と考えるユーザーがオールシーズンタイヤを選ぶケースが急増しているそうです。グッドイヤーの「ベクター4シーズンズ」「アシュアランス・ウェザーレディ」では、静粛性や耐摩耗性、積雪路面でのグリップ力などを高め、1年を通じて安心して使えるタイヤに仕上がっているとのこと。「そろそろタイヤ交換しなきゃ」と考えている方は、検討してみる価値がありそうですよ。

(角田伸幸)

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角田伸幸

1963年、群馬県のプロレタリアートの家庭に生まれる(笑)。富士重工の新米工員だった父親がスバル360の開発に立ち会っためぐり合わせか、その息子も昭和期によくいた「走っている車の名前が全部言える子供」として育つ。
上京して社会人になるも車以上に情熱を注げる対象が見つけられず、自動車メディアを転々。「ベストカー」「XaCAR」で副編集長を務めたのち、ポリフォニー・デジタルにてPlayStation用ソフトウェア「グランツーリスモ」シリーズのテキストライティングに携わる。すでに老境に至るも新しモノ好きで、CASEやパワートレインの行方に興味津々。日本ディープラーニング協会ジェネラリスト検定取得。大好物は豚ホルモン(ガツとカシラ)。
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