ロードスター試乗→ひと目惚れならぬ「ひと乗り惚れ」→「ディーラーでハンコ」のライター&イラストレーター女子が登場!

はじめまして!伊藤梓と申します。

私はこれまで某自動車雑誌の編集部員をしていたのですが、「ひとつの雑誌の枠を越えて、もっとたくさんの方にクルマの魅力を知ってもらいたい」という気持ちが抑えられず、先日ついに独立。いまはその方法を模索しつつ、フリーランスのライター(&イラストレーター?)として徐々に活動をはじめています。

 

私がここまで車を好きになったのは、このイラストでも分かるとおり、ロードスター(ND)との出会いが大きく影響しています。初めて乗ったときにビビビッと、一目惚れならぬ「一乗り惚れ」をし、あっという間にディーラーでハンコをつき、愛車として迎えることとなりました。

ロードスターの幌を開けてゆったりと走る時間は、何にも代えがたい充実したひとときです。でも、私のロードスターへの愛はそれだけにとどまらず……。
「一般道を走る魅力は十分に分かったけれど、極限まで走らせたらどんな感じがするのだろう?ロードスターの一から十まで知りたい!」
そう思った私は、「ロードスターでレースに出よう」と決意したのです。

昔からレースが好きだったわけでも、誰かと競うことが好きだったわけでもありません。単純に「好き」で「知りたい」という気持ちがここまで自分を突き動かす……ロードスターとは本当に不思議な車です。はたしてレースの”レ”の字も知らない私が、無事レースに参戦できるのでしょうか? そしてロードスターの新しい魅力を知ることができるのでしょうか?
このコラムではその軌跡を綴っていきたいと思います。

(text & illustration 伊藤 梓)