量産車トップクラスのCd値0.22!新型Aクラス「セダン」年内に発売か?

独ダイムラーが7月26日、新型「Aクラス セダン」の市販モデルを公開しました。

現行「Aクラス」で成功を収めた同社は今年2月、オランダ・アムステルダムで4代目となる5ドアハッチバックモデル、新型「Aクラス」 を公開。

今回同社が公開したのは、4月に中国で公開したロングホイールベース仕様の「Lセダン(中国向け)」とは異なる標準ホイールベース仕様のグローバルモデルで、スリーサイズは全長4,549mm×全幅1,796mm×全高1,446mm、ホイールベースが2,729mmとなっています。

CAEによるシミュレーションや風洞を使って細部にわたり空気抵抗を減らしたそうで、エンジンルームや車両下部をほぼ完全にパネルで覆うことにより、量産車の中でもトップクラスの空気抵抗値(Cd)0.22を達成。

「A200」には1.3L直4ガソリンエンジン(163hp/250Nm)、「A180d」には1.4L直4ディーゼルエンジン(116hp/260Nm)をそれぞれ搭載。7速デュアルクラッチ「7G-DCT」を組み合わせています。

ダイムラーによると、新型「Aクラス セダン」はメキシコ工場とドイツ工場で生産するそうで、今年末とみられる同車の発売が大いに待たれます。

Avanti Yasunori・画像:Mercedes-Benz)

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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