ゴクミとアレジの娘「エレナ」の姿も! 『ランボルギーニ・スーパー・トロフェオレース』の魅力とは!?

その昔、スーパーカーブームの時は、「フェラーリ」か?「ランボルギーニ」か?というぐらい、スーパーカー好き少年たちのハートを二分しましたが、今なおランボルギーニは日本のファンを虜にしている様子。その証拠に現在、日本は世界で2番目にランボルギーニが売れている国なのです。

しかも驚くのは当時の「スーパーカー好き少年」というより、スーパーカーブームを知らない若い世代に人気。

今、なぜ「ランボルギーニなのか?」。その魅力に迫ってみました!

というわけで、ランボルギーニ社にとって、日本での広報活動や顧客のケアは必須なのですが、それを裏付けるかのように、ここ最近は様々な角度からランボルギーニ・ブランドをアピールするイベントが数多く行われています。

たとえばランボルギーニ社初の女性役員が中心となって女性を応援するプロジェクト「Fab」が開催され、私もそのメンバーに加えていただいたのはつい2ヶ月ほど前のことなのですが、今度はモータースポーツシーンでのお話。

ランボルギーニでは「ランボルギーニでモータースポーツを楽しみたい」という声に応えるべく、欧州で「ランボルギーニ・スーパー・トロフェオシリーズ」が開催され、今年10年目。そのアジア版は2012年からスタート。1チーム1~2名のアマチュアドライバー&プロドライバーによって6ラウンド12レースで繰り広げられます。

そして今年は「ワンメークレースの中で最速車」と呼ばれる5.2リッター V10  620馬力のエンジンを搭載する「ウラカン・スーパートロフェオ EVO」でのレースとなり、日本では鈴鹿に続き、富士スピードウェイでも行われました。

「ウラカン・スーパートロフェオ EVO」は市販車をベースに、「ダラーラ」のエアロダイナミクス(空力)パーツを加えたもの。チームに許されているのはウイングの角度やタイヤのチョイスと言ったセットアップ部分のみで、そのほかはどのチームも同じ条件で行われます。

印象的なのは屋根の上部分についているダクトが、トップスピードの時に5%性能が向上するとのこと。

また、ロードカーにはカーボンのホイールが使われているのに、EVOはスチールのホイールを使用し、コストを下げているそうです。

しかしバケットシートやロールバー、ギアボックスなどがレースカー気分を盛り上げます。

当然、エンジン音なども迫力が。

7月21日の土曜日に「ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジアシリーズ」第6・7戦の予選と、第6戦の決勝レースが行われました。

 

そして第6戦。

ポールポジションは#63号車 FFF Racing Team(アンドレア・アミ―チ/アルトゥル・ヤノス組)。トップを快走していましたが、ドライバー交代後、#88号車のクラッシュによってセーフティカー導入。しかし入るところを間違えてしまったようで、その後、隊列を整えてセフティーカーが外れた直後に#11号車 Clazzio Racing(ケイ・コッツォリーノ/アフェイク・ヤジード組)が抜いてそのままゴール。

第7戦の決勝レースは翌日7月22日(日)に開催されます。

そしてお客様をもてなすホスピタリティもイタリア風のこだわり満載。

受付の方はもちろんケータリングもすべての「ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジアシリーズ」に帯同し、お料理は色彩が美しくスイーツも充実しています。中でも人気なのはジェラートと、ピザ&パスタ。ピザは「ピザ窯」を富士スピードウェイのホスピタリティブースに持ち込んで本場の焼きたてピザを提供するという…。そんなの初めて見ました!また、パスタもその場で作ってくれます。

ランボルギーニオフィシャルグッズのコーナーや、2017年から提携しているスイスの高級時計メーカー「ロジェ・デュブロイ」の展示コーナー、そして私が最も嬉しかったのはリラクゼーションルーム。マッサージやリフレクソロジーなどの施術してくれます。私も全身マッサージ30分、足のリフレクソロジー15分でリフレッシュさせていただきました!

そして会場をウォッチングしていると、バギーに乗るような小さなお子様連れのファミリーが目につきます。確かに、ランボルギーニのお客様はほかのスーパースポーツカーのお客様に比べて年齢層が若いのかもしれません。

そしてそんなゲストの中に、元F1ドライバーのジャン・アレジさんと元国民的美少女の後藤久美子さんの娘さん、エレナさんの姿が。

エレナさんはプライベートで遊びに来ていたそうですが、ランボルギーニ・アヴェンタドールが大好きだとのこと。「ランボルギーニ・スーパートロフェオ」のレースの前に50台のランボルギーニ車によるサーキットでのパレードランに参加し、エレナさん大興奮。残念ながら自動車の免許は持っていなくて今回は同乗走行でしたが、ご自宅にはさぞかしたくさんのクルマが…(笑)。それにしてもフランス語、イタリア語、英語、日本語が話せるなんて羨ましい! 今後は日本で芸能活動を行うそうですが、得意の語学を生かしてレース番組のレポーター…などをしたら面白そう。もしかして今回の「ランボルギーニ・スーパー・トロフェオ」観戦にも、そんな含みもあったりして!?

(吉田 由美)