世界最速の7シーターSUV、「コディアック RS」市販型をキャッチ

チェコの自動車メーカー・シュコダが発売するクロスオーバーSUV「コディアック」に設定されるハードコアモデル、「コディアックRS」市販型プロトタイプをスクープしました。

先日、「コディアックRS」はニュルブルクリンクで9分29秒84というレコードを達成しましたが、これは「世界最速7シーターSUV」の記録ということです。スーパーカーの記録を見てきた人にとってはさほど驚くべき数値ではないですが、フルサイズSUVとしては圧倒的です。

キャッチしたプロトタイプは、バンパーにテーブが貼られただけのほぼフルヌードで、その下には大口エアインテークの輪郭が見えるほか、20インチホイールや大径ツインエキゾーストパイプも確認できます。ニュルで走行したプロトタイプとはフロントバンパーのデザインが異なり、この開発車両が市販型最終デザインとなります。

パワートレインは、VW「パサート」から流用される2リットル直列4気筒ツインターボディーゼル「BiTDi」エンジンで、最高出力は240ps、最大トルク500Nmを発揮し、7速デュアル・クラッチトランスミッションを搭載します。

ワールドプレミは、10月のパリモーターショーと予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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