「GT-R」を何の制約も無く作ったらこうなる!日産がイタルデザインと開発

日産自動車が先頃、「GT-R NISMO」2018年モデルをベースに、GT-Rとイタルデザイン双方の50周年を記念して製作した「Nissan GT-R50 by Italdesign」を発表。

「何の制約も無くGT-Rを作ったらどうなる?」との考えのもと、エクステリア/インテリアデザインを日産デザインヨーロッパ(ロンドン)と、日産デザインアメリカが担当。開発・設計・製造をイタルデザインが担当したそうです。

フロントマスクやフード上のエアインテーク、フェンダーサイド、ドアミラー、トランクリッド、インパネなどに「エナジェティックシグマゴールド」が配されており、50周年を記念して「リキッドキネティックグレイ」に塗装されたボディと相まって精悍な印象を与えています。

車体寸法は全長4,784mm(+94)、全幅1,992mm(+97)、全高1,316mm(-54)、ホイールベース2,780mm(±0)となっており、ミシュラン パイロットスーパースポーツを履いた専用デザインホイール(21インチ)が同車の凄みを増している印象。※( )内数値はオリジナルとの差

搭載されているニスモ製3.8Lエンジン(VR38DETT)は720ps/780Nmを発生。

「Nissan GT-R50 by Italdesign」について、同社は「日産の技術力と日本のデザイン、イタリアのコーチビルディングを結集して、両社の50周年を刺激的にクリエイティブな形で祝福したもの」と説明しています。

まず欧州で同車の公開を予定しているそうですが、日本の「GT-Rファン」向けの公開が大いに待たれます。

Avanti Yasunori・画像:NISSAN)

【関連リンク】

日産 GT‐R50
https://gt-r50.nissan/#/jp

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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