【新型ジムニー詳細情報】完全熟成のフレーム&駆動系に使い勝手良好の居住スペースを結合

新型ジムニーは初代からの伝統であるラダーフレームを今回も守りました。

ただし、従来のフレームに対し、車体の前後にクロスメンバーを追加。車体中央にはXメンバーも追加して剛性アップを図っています。

なお、エンジンを縦置きして後輪を駆動するFRを基本とし、悪路を走行する際には副変速機を介して四輪駆動に切り替える、本格オフローダー向きの駆動方法も変えていません。

トランスミッションは5MTと4ATが用意されます。一方で安全装備は最新のものが採用されます。自動ブレーキ機能を含む、デュアルブレーキサポートシステムが設定されました。

エクステリアイメージは初代と2代目のジムニーのエッセンスを多く受け継ぐものです。

丸型ヘッドランプは初代と2代目から。これまた丸いウインカーは初代をほうふつとさせます。

フロントグリルに入る5スロットは3代目初期モデルのオマージュです。

Aピラーは先代モデルのJB23/JB43よりも角度を立てました。

これによって延長されたフロントの長いボンネットと相まってクラシカルなオフローダールックを得ることに成功しています。

この記事の著者

ウナ丼 近影

ウナ丼

動画取材&編集、ライターをしています。車歴はシティ・ターボIIに始まり初代パンダ、ビートやキャトルに2CVなど。全部すげえ中古で大変な目に遭いました。現在はBMWの1シリーズ(F20)。
知人からは無難と言われますが当人は「乗って楽しいのに壊れないなんて!」と感嘆の日々。『STRUT/エンスーCARガイド』という名前の書籍出版社代表もしています。最近の刊行はサンバーやジムニー、S660関連など。
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