【新車】トヨタのマイクロバス「コースター」に先進安全機能を標準装備

24年ぶりのフルモデルチェンジを果たし、2017年1月23日から現行モデルが販売されているトヨタのマイクロバス「コースター」」が、はやくも先進安全装備を大幅に進化させました。

主な改良点は次の4点となります。

  • 衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense」を標準装備
  • コンライト(ライト自動点灯・消灯システム)を標準装備
  • 電動格納式補助ステップを設定
  • 全車、ウィンドシールド両サイドにレインガーターモールを設定

衝突回避支援システムは、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせたもので、衝突被害軽減ブレーキ(歩行者[昼]検知機能付)、レーンディパーチャーアラート、オートマチックハイビームという3つの機能を備えました。コンライトと自動ハイビームを組み合わせたことで夜間の安全性をアップしています。

乗降性をサポートする電動格納式補助ステップは、「EX」「GX」「LX」グレードのグライドドア・オート選択時にメーカーオプション設定。レインガーターモールはフロントピラーの段差を少なくすることで、空力性能を向上させ、操縦安定性を高めたということです。

用途に応じて幅広いグレードや仕様をラインナップするトヨタ・コースターのメーカー希望小売価格は5,810,400円~9,086,040円。発売開始は2018年7月2日となっています。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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